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夏休みの小学生と古代文字アートワークショップ

7月26日「港区立エコプラザ」で夏休みの小学生19名を対象に古代文字ワークショップを行いました。

プログラム:古代文字アートワークショップ「古代文字で水を描こう!」

自分に似てる? 古代文字を描こう!

「先生!海ってどう書くの?」「さんずいってくねくねしてるんだよね?」手を墨汁で真っ黒にした 19 人の小学生の参加者から、次々と質問が飛び出します。参加者の目の前に並ぶのは、自由な感性で半紙の上に繰り広げられた古代文字の数々。水と緑の環境週間4日目の 26 日にエコプラザで開催された「古代文字アート教室」の様子です。

「漢字のもとになった古代文字を見ると、昔の人々がどんな世界で自然と共に暮らしていたのか分かります」。講師である古代文字アーティストの天遊さんが古代文字の 3000 年の歴史を説明すると、子どもたちは早く古代文字を書いてみたくてうずうず。前回 7月19日の教室の「森」に引き続き、今回のテーマは「水」。夏休みに遊びにいきたい水辺や、お気に入りの水がある光景を思い浮かべながら、自由に大胆に筆を運びます。かすれた線は文字を立体的に見せること、黒い文字と白い半紙の対比は白の美しさを引き立たせることなど、天遊さんのアドバイスをもとに、子どもたちは自分だけのオリジナル古代文字アート作品を完成させました。
「筆の線の中には、その人の性格が現れるんです」という天遊先生の言葉の通り、なんとなく自分の顔と似ている古代文字。新聞紙に大事そうに包んで持って帰る子どもたちからは「また来たい!」という元気な声が聞かれました。
(毎日アースデイ新聞 2011年 7月 27日(水)Vol.1097 港区立エコプラザ版より)

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